道ゆく先々での、木々草々花々などさまざまの出会いとその後を、一筆箋に綴るつもりで。
From the Wayside: about my acquaintances of trees, flowers, weeds and others (written in Japanese)
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※ 現在、機器の問題でブログの更新がやや難しくなっています。最新の記事はツイッターのほうに投稿し、このブログには可能なときに後追いで掲載するようにします。1日の記事が多いときにはブログに一気に投稿する場合があります。2020年9月18日(2021年6月1日修正)
2020年9月13日
道の記
マンション建設予定地の桜の切り株はひこばえを出していた。
お店の前の植え込みにいろいろなマスコットが置いてあるのだが、きょうは幟の重しの上にキャラクターの小さなぬいぐるみが置かれていた。落とし物をそうして置いてあるようだった。
丁字路のエノコログサはなくなっていた。
草刈りに遭ったキツネノマゴは花を咲かせていた。
細い道の端を下校中のこどもたちが大声を上げながら通って行く。その手前の駐車場の塀沿いにセイタカアワダチソウが立ち並んでいる。どの茎も頂があおあおしていた。
2020年7月4日
道の記
以前はこのあたりにガザニアが…と思っていたが、たんぽぽのロゼットがたくさん。はっと気づいて道路の向こう側を見たら、向こう側の植え込みにガザニアがたくさん咲いているのが見えた。
もう何年も前に通った道に入る。空き地にはクズとセイタカアワダチソウと何かのギシギシが見える。手前のクズが茂るその下にわずかにヨモギが葉をのぞかせていた。
おとうさんの合図で、こどもさんたちが列車と競走していた。速い、と言ってこどもたちが負けていた。その傍らで、ヒナギキョウがやさしく咲いていた。
そのもうひとつ傍らで、ヌカススキかハナヌカススキかもうわからないヌカススキの仲間の草が、すっかり白くなってやはりやさしく立っていた。
2020年1月31日
道の記
たしかむかしクラスメイトが住んでいたと思う古いお家が無くなっていた。大きな桜が残されていた。徒長枝がたくさん、空に向かって伸びている。敷地の中はセイタカアワダチソウが枯れて並んで白い穂を掲げていた。残っている門柱の表札には、知らない苗字が書いてあった。
アパートの階段入口で、ひとかたまりのオオキバナカタバミが花の茎だけを高く伸ばしてしゅんとしていた。少し歩くとアカカタバミが路傍の隙間を葉だけで彩っていた。
ラベル:
アカカタバミ,
オオキバナカタバミ,
サクラ,
セイタカアワダチソウ
2019年12月9日
道の記
いつもと一筋だけ違う道を行く。タチスズメノヒエが並んでいた。もう少し歩くと、今度はすみれが並んでいた。
ここの交差点の角にはヒメジョオンが咲いていた、と思って渡りながら振り返った。ヒメジョオンは少ししおれながら咲いていた。
田んぼだった場所の横の花壇は花がパンジーに変わっていた。下のマンネングサはそのまま、苔のようになって冬越しをしようとしていた。
伐採木置き場のイチョウも色づいてきた。すぐとなりでセイタカアワダチソウの花が白い泡に変わりつつあった。
ラベル:
イチョウ,
コモチマンネングサ,
スミレ,
セイタカアワダチソウ,
タチスズメノヒエ,
パンジー,
ヒメジョオン,
樹木置き場のイチョウ,
田んぼの脇の花壇
2019年4月30日
道の記
以前陥没した道路はすでに復旧してしばらく経つ。ひさしぶりに通ったが、車もふつうに通り、歩道はたくさんの人が歩いていた。一部の植え込みが陥没に伴って無くなった。残っている植え込みの横を歩き過ぎていく。いろいろな草がいる。セイタカアワダチソウやアレチノギク、ハハコグサも生えている。一輪だけぽつんと、シャガが咲いていた。
建て替えられるビルの正面にいたクロガネモチの木が、無くされていた。一帯は安全棒で囲われていて、地下街入口を造ると書いてあった。ここには以前は靴を磨く方がおられた。犬もいた。でもだいぶ前にお見かけしなくなった。ならされた地面に何かコンクリートのようなものが敷かれ、その上に重機が置かれたままになっていた。重機の横に大きな袋が3つほど置いてあったが、何が入っているのかは見えなかった。
2019年1月8日
道の記
むかし一度通ったことがある小山の山裾の道。そのときはシロバナタンポポが咲いていた。きょうはシロバナタンポポは見つけることができなかった。スイバやアザミのように見えるロゼットが広がり、ホトケノザが明るく咲いていた。
思い出のある遠い山並み、高架線路がなければ水平線が見えていただろう遠くまで広がる畑の平野。川には荻がたくさんの穂を立てたまま。秋を超えた何か知らない季節のようだった。
道の脇下の畑の端に、今年はじめて見る菜の花を見つけた。何か間違えたみたいに花がうなだれていた。大きなキャベツが葉を広げに広げていた。
むかしここから川が氾濫したと聞いた堤防の上を行く。何にも使われていない様子の土地のただなか。他に誰も見えない。セイタカアワダチソウと荻の穂が一面を覆って夕日に照っていた。堤防の道が大きく曲がってくるその向こうから犬の散歩の方々がやってきて、私が見えたとおぼしきあたりでなぜか引き返していった。
2018年12月2日
2018年10月26日
道の記
夕刊を配達する方のバイクの後をホタルガがついていった。
空き地のまんなかあたりのセイタカアワダチソウの花のところだけ陽が当たっていた。
ホタルガが歩道に伏せていた。踏まれた様子がある。近くの土の上に移そうと思って取り上げたが、近くに土が見当たらない。少し歩いて、ふつう私有地には虫を置いたりしないのだが、教会の敷地の隅の植え込みの土にホタルガを安置した。ホタルガにも救いを与えてあげてほしい。
ラベル:
セイタカアワダチソウ,
ホタルガ,
教会,
新聞配達の方
2018年10月20日
道の記
クサギのトンネルだった場所では、木や草が伐られてなくなった斜面から少しずつ芽が出始めていた。ツワブキの葉が多かった。
林に囲まれていた旧家の跡地は全面何メートルぐらいか深く掘り下げてあった。もう猫も烏もいない。隣の敷地ではセイタカアワダチソウが1本、その跡地のほうへ傾げて咲いていた。
ラベル:
クサギのトンネル,
セイタカアワダチソウ,
ツワブキ,
林に囲まれた家の跡地
2018年7月14日
道の記
学校の隅に大きな桐の木が立っていた。そこから少し離れた道のそばに、どこから出ているのかよくわからない若い桐の木が張り出していた。そこから見える学校の桐の木と呼び交っているようだった。
この雲はうろこ雲だろうかそれともひつじ雲だろうか…と思いながら歩いていて、作業姿の方々が塀に絵を描いているところに行き合わせた。こどもたちがいろいろな乗り物に乗っている絵。幼稚園の塀だった。園のこどもたちがきょう帰るとき、わあ、と声を上げて通っていくだろうなと思った。
あちこちでオオアレチノギクやセイタカアワダチソウなどの草たちがしおれていた。しばらく前から街路樹のいちょうの伐採が進められている道で、いちょうの伐り株の脇から伸び出たひこばえとそのまわりのオオアレチノギクが、同じように丸まっていっしょに雨を待っていた。
ラベル:
イチョウ,
うろこ雲,
オオアレチノギク,
キリ,
セイタカアワダチソウ,
ひつじ雲,
街路樹いちょう伐採中の道,
塀の絵
2018年6月10日
2018年3月11日
道の記
ずっと開いていないお店の前の放置されているプランターにいろいろな草がおりおり出ていたのだけれど、そのプランターがなくなった。お店の看板もなくなっていた。プランターの陰だったあたりから、ノゲシが伸び出て咲いていた。
ヒロハホウキギクが咲いていた大通りの中央分離帯をひさしぶりに渡った。ヒロハホウキギクは茎だけになって乾いて立っていた。となりのセイタカアワダチソウはかすかに緑味を残しているようだった。
坂を降りる途中、ソメイヨシノの枝が私の頭のすぐ上に伸び出していた。花芽の殻が割れていた。今年はどこで最初に花を見ることになるだろう。
宅地になることになったくすのきの林は、造成が始まっていた。手前に見えていたいくつかの大きな伐り株はどれもなくなっていた。丘の頂のあたりにいくつかの伐り株が残っているように見えたが、そこを残すという様子には見えなかった。色が変わった地面のところどころからちぎれ根が見えていた。
立ち去り際に立ち止まって振り返ると、遠くの山がくすのき林の丘と並んで見えた。山は青空の下で夕日に照らされて染まっていた。ふと、山が悲しんでいる、と思った。立ち去るとき、後ろからなにか鳥の鳴き声のような音がふたつ、きん、きん、と聞こえた。もう一度振り返ったけれど鳥は見えなかった。
ラベル:
クスノキ,
セイタカアワダチソウ,
ソメイヨシノ,
ノゲシ,
ヒロハホウキギク,
プランター,
山,
宅地開発中のくすのき林,
中央分離帯
2017年12月23日
道の記
通り過ぎようとしていたのを、ここは蝋梅があるのだったと思って様子を見てみた。いくらかのつぼみがふくらんで、そのうちのいくらかが開きかけていた。咲いているとまでは言えなさそうに思った。立ち去るときにかすかに香りがしたような気がした。
宅地開発中のくすのき林では、くすのきの伐り株から伸びた芽が赤っぽく色づいていた。1羽のからすがブロックの上にとまっていた。見張りをしているようだった。
トイレのある公園を探して、思っていたのと違う道を通り、歩いていくうちに、むかしながらの長屋や木造アパートの裏にむかし風情の団地が並んでいる曲がりくねった路地に入った。ふと、なにかとても懐かしい感じがした。でも心当たりはない。雰囲気を心に尋ねながら歩いていると、道はほどなく知っている大通りにつながった。
ヒロハホウキギクが分離帯のまんなかに立って咲いていた。小さなセイタカアワダチソウと隣り合っていた。横断歩道を渡りきれず、次の青信号まで花を眺めた。
帰り道にもくすのき林の横を通った。日が暮れて景色はよく見えなかった。行きは気付かなかったけれど、かすかにくすのきの幹の香りがした。
ラベル:
カラス,
クスノキ,
セイタカアワダチソウ,
ヒロハホウキギク,
ロウバイ,
宅地開発中のくすのき林,
中央分離帯,
路地
2017年10月28日
道の記
乗っていた電車から、沿線の唐実桜の伐り株が掘り起こされているのが見えた。回り道をして現場に行った。撤去作業の最中だった。重機を操作しているのが以前お世話になった方で、私に気付いたか気付かなかったかわからなかったが、険しい顔つきで作業を続けておられた。
通学路で通っていたころから林だった道沿いの土地に、しばらく前に大きく手が入った。そのあと、枝がほぼすべて落とされた高木の幹が何本か立ったまま残されていた。幹は伐られる様子がなく、やがて幹の上や横から芽吹き始めて、このごろはふたたび木らしい姿に戻りつつあった。その木々がなくなっていた。土地は広く明るくなっていた。
工事が進む踏切のそばで、セイタカアワダチソウがこまやかに咲いていた。その向こうの遠くに、山並みが見えていた。帰りはいつもあの山並みに向かって帰ってきたのだった。山は、そろそろこっちへ戻ってこいと言っているような気がした。
ラベル:
カラミザクラ,
セイタカアワダチソウ,
山,
線路沿いの唐実桜2,
通学路の林
2016年12月25日
道の記
こういう日は風に吹かれるのがしあわせな気がして、川の土手を行った。秋の草刈りからなんとか膝丈まで伸びたセイタカアワダチソウがその高さで咲き揃っていた。さらに少し行くと、もっと小さい10数センチくらいのセイタカアワダチソウがちょこんと咲いていた。
今年の心のクリスマスツリーはそのセイタカアワダチソウ。
10年ぐらい前だったか、空き地にクリスマスツリーみたいな形にヨモギが茂っていた。その頃は、そのヨモギが心のクリスマスツリーだった。同じ空き地に1本のエノコログサが生えていて、そのエノコログサにもなぐさめられた。
ラベル:
エノコログサ,
クリスマスツリー,
セイタカアワダチソウ,
ヨモギ
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