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現在、機器の問題でブログの更新がやや難しくなっています。最新の記事はツイッターのほうに投稿し、このブログには可能なときに後追いで掲載するようにします。1日の記事が多いときにはブログに一気に投稿する場合があります。2020年9月18日(2021年6月1日修正)
ラベル ベンチ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
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2020年9月11日

道の記


民芸風だった昔ながらの居酒屋さんが解体工事されていた。台風のせいだったかわからない。


スーパーマーケット跡地は杭が取り払われていた。丈の高い草たちはやや傾げている。ヒロハホウキギクがところどころ花を咲かせていた。


クサギのトンネルだった場所の近くのクサギが実をみのらせていた。


気にしていた木々は無事のようだった。街角の大きなくすのきの下の円形ベンチに、おそらくゲームを楽しんでいるのだろう人たちがぐるりと掛けていた。傾いてきた日があざやかだった。

2020年7月17日

道の記


公園だった場所のフェンス脇で、伸び上がったトキワハゼを見た。


何か別の葉が出てきていた街路樹の切り株は、きのこが生えていた。


歩いていて疲れた。浅い林の中のベンチでしばらく休んだ。ぽつぽつと雨が降っていたが、少しだけ勢いが増した。きょうは雨に当たりたいと思っていたのだった。鳴いているのはニイニイゼミのようだった。


浅い林だからか、ネジバナが咲いていた。歩いていくと、どうも踏まれたらしいネジバナも見た。だいぶ斜めになって咲き続けている。


この木に近づかないで、という札が掛けられていた。大きな桜の木。すみませんが伐採します、という意味のことが書かれていた。


2020年7月10日

道の記


丁字路はねこじゃらしが2本、穂を立てていた。もう1か所草が出ているがそちらは種類がまだわからない。


すみれのプランターのすみれは成長していなかった。


大きなみみずを、もう動いていなかったけれど、林のなかに逃がした。


このマンションの前の歩道の縁石に、すみれが以前たくさん出ていた。その後草取りに遭ったりしていたが、たぶん出ているだろうと思って通った。たくさんの株が縁石の車道側に立ち並んでいた。これだけ多ければツマグロヒョウモンの幼虫もいそうだと思ったが、わずかに食害があったほかにはそのような痕跡はわからなかった。


アリを連れてきてしまったので、そのアリをビニール袋に入れてとって返した。公園のベンチのところでアリを放した。もう暗くてあたりはよくわからなかった。


2019年11月27日

道の記


モミジバフウの色とりどりの落ち葉が歩道を埋めていた。西日に光ってきれいだ。私はしあわせに歩いたが、こちら側でも向こう側でも、ご近所の方々だろう、箒で無言で掃き集めておられた。

だからと言って、つらく思いながら掃いておられたともかぎらない。そこはこちらで勝手に考えすぎないことにした。


この前ここに来たときにヒイラギの花が咲いていた。香りが強く、その香りで上を見上げてわかったのだった。きょうもよく香っていた。そしてこの前は気づかなかったが、何本も並んでいる。全部見てみようと思って行きかけて、ふと、ここが公衆トイレの裏だと気づいて、それ以上進むのをやめた。公衆トイレにあわせて植栽したのでは、と思ったが、これも考えすぎないことにしよう。美しく香っていた。


ベンチに掛けようとやってきたが、ここに生えていた小さな木がなくなっているのに気づいた。切り株があった。見ると、これまでに何度も何度も伐られた跡がある。私がこれまで見ていたのもその何度も何度も伐られた後に伸びていた幹だったのだろう。細かった。木蓮の木だった。切り株に芽らしきものは見えなかった。次の春の花は無理かもしれない。でも春を待とう。


けやきの葉もたくさん散って路面に積もっていた。きょうはこどもたちはいない。道の先では、この前からいっぱい咲いているさざんかの花が、街灯の灯りだけで照らされていた。


2019年11月20日

道の記


体調が思わしくなくなって公園の池のほとりのベンチで休んだ。ふと顔を上げたら目の前の水面に鴨がたくさん来ていた。餌をもらえると思って来たのかと思ったけれど、私がそのままにしていてもなかなか去らない。ほかのベンチにも人がいるのにそちらのほうには行かない。心配して来てくれたのだと思うことにした。


公園ではいくつか楽器の音が聞こえていた。去り際にはWhat a wonderful worldが聞こえていた。地平線の際がまだ赤く、金星と木星と土星と少し離れてもうひとつ星が並んで見えていた。


別の公園ではストリートミュージシャンの方たちが並んで、各々の楽器と一緒に歌っていた。少し離れて、以前お見かけしたアンプを担いで歌う方が、縁石に腰掛けて、マイクをこどもたちに持たせて好きなようにしゃべってもらっていた。こどもたちが楽しんだ後、時間が来たようにしてお立ち去りになった。


2019年4月16日

道の記


公園へ続く歩道の脇を通っている浅い水路が、アスファルトで埋められていた。ふだんは水が無く、たしかカヤツリグサの仲間などがいた。歩道ではマンテマやキュウリグサの花がいつもの春のとおりに咲いていた。


公園のベンチに掛けて茫然と広場の木々を眺めていた。桜が、いくらか残った花を風に落とし続けていた。自分にいま夢があるだろうかと考えながら、ふと、いま世話をしている幼い木々が大きくなった姿は見てみたいと思った。見られるのならば。意識なく軽く指だけ組んでいた手の中に、後ろから葉っぱが落ちてきた。

2019年4月6日

道の記


公園の大桜はソメイヨシノではない種類のようだった。満開になっていた。桜の麓を囲むベンチで、それぞれ別の2人組の方々が、それぞれに語らっていた。その裏に回って、桜を見上げた。日がそちらから差していた。鳥が2羽、花のあいだを跳ね回っていた。


夕日の見える丘から見下ろすと、桜の土手の下で木々草々が芽吹いていた。緑がいちめんに明るかった。やっぱり春が来たのだ。

2019年3月26日

道の記


閉店する前には入口にヒメクグが大きく育っていた飲食店。もう何の建物だったか見てもわからなくなっていた。入口には丈の大きな草はいず、オニタビラコらしきロゼットが低く生えていた。駐車場のまわりの木々は伐られていた。伐りくずが残っていた。


池の向こうには何かの種類の桜らしき花が咲いていた。こどもたちが遊んでまわり、おとなたちがベンチで休んでいた。池の向こう側から窓ガラスの中のこちらが見えるかわからないが、おとなの御一人がこちらのほうを見つめていた。


大水のあと荒れていた河川敷の児童遊園は、きれいになって再開していた。ここでもこどもたちが楽しく遊んで回っていた。私がたびたび腰を下ろしていたベンチは壊れたままで、そのそばのけやきの木は伐られて切り株になっていた。いろいろな草に囲まれていた。このこどもたちの景色を見てきた木がいなくなって、この景色が戻ってきた。景色は明るかった。




2019年2月28日

道の記


これだけ低いところに夕日が沈むのを見る機会があまりない。とどまるか少し迷ったけれど、とどまった。夕日は遠くのお家の低い屋根にすっと沈んだ。池の水鳥が小さく鳴いていたのが静まった。私が水辺に来る前にそこに立っておられた方が、私が離れた後に戻ってきて、ベンチに掛けて日の沈んだほうを眺めておられた。


2019年2月23日

道の記


電柱のランタナはそばに人がいてあまりきちんと見られなかったが、何か他の草と同居していた。


ホウキギクの場所にはノボロギクが出て花を咲かせていた。きっとホウキギクのことは知らずに咲いているだろう。


ベンチのそばで、小さなマンテマが花を咲かせていた。


いまの私には春はまだ遠く思えるが、いまこの春を満喫しているいのちもたくさんいるのだと思う。


2018年9月30日

道の記


以前、ある町の桜を訪ねてたびたび通っていた。通い始めた頃のある日、犬の散歩をなさっていた高齢の女性の方に出会った。すぐ近くにお住まいで、その後も花の季節など私が桜を訪ねたときに何年も続けてお会いできていたが、しばらく前にお元気のないご様子をなさっていて、それからお目にかかることがなかった。きょう桜のところまで行ったら、その方のお宅が取り壊し工事の最中だった。まわり数軒がすでになくなっていて、何か新しい建物が建ちそうな様子だった。

桜の下のベンチには新しい人が腰掛けてスマートフォンか何かを操作しておられた。


2018年9月13日

道の記


もうこのベンチに掛けることもないのかな、と思いながらコンクリートのベンチに腰掛けた。最初に腰掛けたのは数十年前になる。目の前の池の景色も変わらない。ふと、ベンチの下にキツネノマゴがいるのに気が付いた。花を咲かせている。

そのベンチがテレビニュースの画面に映っていた。奥の燃える建物をめがけて消防車が放水していた。その横で、立ち枯れたカイノキが静かにその光景を見つめていた。


2018年9月2日

道の記


まちかどに数メートルの丈のクスノキがいて、そのまわりをコンクリート造りの植え込み兼ベンチが弧になって囲んでいた。その植え込みにたくさんのクスノキの幼木が生えていた。こどもさんに囲まれた若い親御さんのようだった。


2018年6月30日

道の記


たまたま腰掛けたベンチの下に花が咲いていた。さっきまで雨だったためか半開きだったが、写真に撮って立ち去った。そうしたら、その様子を見ていたのか男の子がベンチのところにやってきて下を覗いて、それからおかあさんと妹さんを呼んで一緒に花を見ていた。アカバナユウゲショウっていう花ですよと教えてさしあげた。


また雨が降り出しそうな中、草を見ている私の近くで、カメラを持ったこどもさんがしゃがみこんで地面の近くをしきりに写していた。シロツメクサが濡れて咲き、カンサイタンポポがこの時期ながら花を用意して天気の様子をうかがっていた。