道ゆく先々での、木々草々花々などさまざまの出会いとその後を、一筆箋に綴るつもりで。
From the Wayside: about my acquaintances of trees, flowers, weeds and others (written in Japanese)
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2020年7月17日
道の記
公園だった場所のフェンス脇で、伸び上がったトキワハゼを見た。
何か別の葉が出てきていた街路樹の切り株は、きのこが生えていた。
歩いていて疲れた。浅い林の中のベンチでしばらく休んだ。ぽつぽつと雨が降っていたが、少しだけ勢いが増した。きょうは雨に当たりたいと思っていたのだった。鳴いているのはニイニイゼミのようだった。
浅い林だからか、ネジバナが咲いていた。歩いていくと、どうも踏まれたらしいネジバナも見た。だいぶ斜めになって咲き続けている。
この木に近づかないで、という札が掛けられていた。大きな桜の木。すみませんが伐採します、という意味のことが書かれていた。
2020年3月8日
道の記
さっきカモジグサの穂を見かけたけれど今度はイヌムギの穂。寄って確かめた。後ろの、小さな自転車にまたがって止まっているこどもさんから見られている感じがした。
小さなエノキの切り株にいつもと違う様子が見えたので、立ち止まってしゃがんで見た。薬の注入穴に苔が生えてきたのか、緑色になっていた。切り株の脇にきのこが出ていた。その反対側の脇でフラサバソウが芽生えていた。
ロウバイの花が残っていた。花に自分の鼻を寄せて香りを嗅いだ。今季ロウバイの香りを嗅ぐのはこれが最後になるかもしれない。はっきりした香りだった。ロウバイの花は強い逆光に透き通っていた。春だと思った。
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