道ゆく先々での、木々草々花々などさまざまの出会いとその後を、一筆箋に綴るつもりで。
From the Wayside: about my acquaintances of trees, flowers, weeds and others (written in Japanese)
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2020年1月23日
道の記
春が来たからこの道を行くのではない。そう思っていても春を探している。
沿線の椿は咲いていた。つぼみをたくさん用意していた。となりではヨモギが茂り、そのなかでヤブランがいくらか実を残していた。工事はすぐ隣で続いているが、この場所がどうなるのかはまだわからなかった。
公園があった場所に立った。いま立っている場所は公園内にあたるはずだと高架橋の位置を見ながら思う。工事途上の道の横に積まれた土のうの下から、ミズヒキが出ていた。つぼみがあった。
以前ナガミヒナゲシが出ていたわずかばかりの土手では、コセンダングサが花を付けていた。
振り返ってもういちど、公園だったあたりを見た。むかしはここになかった踏切の音が響いていた。
2018年4月11日
道の記
削られた土手のわずかな地面。まだ土手だった一昨年のときたくさん出ていたナガミヒナゲシは、もう出ていなかった。かわりにノゲシが出ていた。土手の端まで歩くと、もとのままの地面が残っている所にナガミヒナゲシが寄り集まったようにして花を咲かせていた。
カラスノエンドウ、フラサバソウ、アメリカフウロ、ヤエムグラ、いろんな草がその一所から競って伸びて広がっていた。
2016年9月17日
道の記
春の終わりにナガミヒナゲシレポートを書いていた頃ナガミヒナゲシを見た土手が重機で崩されていた。崩していたのが以前お世話になった方だったので、あいさつをして通った。
通りから木々が茂った中庭のようなところが見えるお家のその中庭から、つくつくぼうしの鳴き声がたくさん聞こえてきた。ほかではもう聞かない。以前もこのくらいの時期につくつくぼうしが1か所に集まって鳴いていたのを聞いた。
最後のひと鳴きまでは夏
ずぶぬれになって草を見た。今年もツルボが咲いていた。公園への移植後にふつうに草刈りされることが続いて、1か所では出なくなってしまった。もう1か所のほうで咲いていた。咲き始めたばかりのようで、まだつぼみだけの小さな穂がまわりにいくつか控えていた。
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ツクツクボウシ,
ツルボ,
ナガミヒナゲシ,
ナガミヒナゲシの土手
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