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2018年9月27日

道の記


道の脇に立ち止まって、ざくろかしらと椿の木の実を見上げているご婦人方がおられた。椿ですよと教えて差し上げたが、その場所のすぐそばに以前はざくろの大木がいたのだった。


2018年7月1日

道の記


いろいろとよくしてくださる方が、道の脇のざくろの木が伐られたのを悲しんでおられた。もう何年も前のことになる。その後、伐り株からひこばえが何度か出ては伐られ、2、3年前からひこばえも出なくなった。その後、もとの木の近くにざくろの芽が出ているのを見つけた。その芽もときどき伐られるのだが、いまのところ小さいながらも育っている。きょう、そのいくらか近くで、大人の背丈ほどに育ったざくろの木を見つけた。実が実りつつあった。


その道から仰ぐと入道雲が出ていた。あまり遠くはないように見えた。

2017年10月1日

道の記



しばらく前に蛾の幼虫を安置したマンション植え込みの、大きな桜の木の上のほうから、つくつくぼうしの声がしていた。



クサギのトンネルはクサギの花がまだ咲いていた。高い所だったが、嗅ぐとほのかに香っていた。



ざくろの木が伐られてしまった、と、その木が伐られたときにある方が深く落胆しておられた。伐られてもう何年か経つ。きょう、すぐ近くにざくろの幼木を見つけた。幼木といっても膝丈までもない。たびたびの草刈りをしのいできたのだろう。いつか、あの方のお目にも留まることだろう。



そして別の所の桜からも、つくつくぼうしの声がしていた。ゆっくりと鳴いていた。