道ゆく先々での、木々草々花々などさまざまの出会いとその後を、一筆箋に綴るつもりで。
From the Wayside: about my acquaintances of trees, flowers, weeds and others (written in Japanese)
※ ページの下のほうにこのブログの説明・過去記事カレンダー・タグクラウドなどがあります
※ 現在、機器の問題でブログの更新がやや難しくなっています。最新の記事はツイッターのほうに投稿し、このブログには可能なときに後追いで掲載するようにします。1日の記事が多いときにはブログに一気に投稿する場合があります。2020年9月18日(2021年6月1日修正)
2018年4月10日
2018年3月14日
道の記
旧い建物が解体されてねこじゃらし畑になり、そのあとマンションになった土地。敷地の隅に残っていたヒメウズが今年は出ていなかった。植え込みの端にカタバミの葉が見えていた。
電柱ランタナの伐り株は動きがない。その横から、ナガミヒナゲシのロゼットとアカカタバミが出ていた。
早めに咲くソメイヨシノの木は、つぼみが出ていたがまだ花の柄があまり伸びていなかった。それでもこの暖かさなので、明日明後日にも咲き始めておかしくない。その咲き始めには立ち会えなさそうだ。
数日前にはじめて水星を見た。日没後の西の低い空、金星がいくらか明るく輝いているその右上に、金星よりはやや暗く輝いている。きょう公園で双眼鏡で見てみた。金星と同じ金色に見えた。
公園のケヤキの樹冠の向こうを、さっきまで飛行機雲だっただろう長い雲がななめに横切っていた。
2017年12月30日
道の記
春に薬が使われてナガミヒナゲシなどの草が枯らされた場所、ホトケノザなどの草に混じってナガミヒナゲシも出ていた。ロゼットを小さく広げていた。風は冷たかったけれども日がほのかに差していた。
エノキグサの次にカタバミが出ていた新しいマンションの敷地の隅、その近くに細かくちぎられた草が散乱していた。しかしカタバミはどうもなっていなかった。まだ種類がよくわからない草の葉も隣に見えた。
モウコタンポポが少し咲いていた。綿毛をほぼ放ち終えた茎が、その手をまだ空に広げていた。
日が暮れてうつむいて歩いていてふと顔を上げると、さざんかの花がいっぱいに咲いていた。
2017年12月2日
道の記
ムラサキカタバミの花盛りを見た。
ナガミヒナゲシとクワクサとホトケノザの場所をあらためて見てみた。生えている小さな草はつぼみをつけていて、キク科の頭花のように見えた。ホトケノザはたしかに本葉が出始めた幼苗もいたが、きのう目に留まったのは幼苗のほうではなく、ちぎられた茎から葉が出てきたところだった。クワクサもちぎられた様子で葉がほぼなくなっていたが、小さな桑の実のような実が茎に少し残っていた。
ひいらぎもくせいの花に似た香りがどこかからした。すぐ横の垣根がひいらぎだった。
エノキグサがいたマンション敷地のはじっこに、カタバミの花がひとつ咲いていた。
2017年11月9日
道の記
同じ歩道で、カマキリが踏まれているのとバッタが踏まれているのとに相次いで行き合わせた。どちらもあまり時間が経っていないようで、その場から動かせなかった。バッタは雌と雄がともに踏まれていた。いっしょにいたのだろう。
マンション敷地の隅に出ていたエノキグサは幻だったかのようにいなくなった。
ナガミヒナゲシとほかの草とがいっしょに出ていた隙間に、ナガミヒナゲシの葉が出ていた。すぐとなりにクワクサとホトケノザがいた。クワクサは色褪せかけていた。ホトケノザは花を咲かせていた。次の春にはナガミヒナゲシが咲き出すのだろう。
歩道のすみれのプランターにいたキツネノマゴがいなくなっていた。キツネノマゴが生えていたあたりが土が軽く荒れていて、抜かれたのだと思った。下に、引き抜かれたキツネノマゴが1本放置されていた。だいぶ時間が経っていたようだった。土の上に安置した。
どこもみんな秋の陽に照らされていた。
2017年10月6日
道の記
ナガミヒナゲシが薬で枯らされた植え込みに、ヒメクグやコゴメガヤツリが出てきた。
すみれがいるプランターに、ツマグロヒョウモンが舞っていた。それにつられて近づいてみると、プランターの隅にキツネノマゴが咲いていた。今季初めて見るキツネノマゴの花だった。ツマグロヒョウモンは、たまごを産みつける格好をしながらすみれのあたりを行き来していた。
以前ヒメウズがいた、そして更地になってからはねこじゃらしがたくさん出ていた古い建物の跡地に、マンションが出来上がった。きれいな植え込みが作られ、呼び名をよく知らない木々草花が並んでいた。敷地のはじっこのはじっこに、エノキグサが1本生えていた。その1本がこの土地のむかしを語っているようだった。
2017年5月31日
2016年10月3日
道の記
建物解体と整地のあとエノコログサがいっぱいに茂っていた土地、マンションの大きな看板が出ていた。草は刈られて、敷地の縁石の外側にエノコログサが数株、名残のように生えていた。今日もその名残のエノコログサが、夕焼けに照らされていたのではと思う。
2016年7月20日
道の記
歩いていて突然となりにバナナ(芭蕉)が現れた。こんなところにバナナ!と辺りをよく見たらポケットパークみたいな小さな公園だった。公園にバナナが植えてあるのも珍しいように思う。人は誰もいず、バナナが夏の訪れを歓迎するかのようにしずかに茂っていた。
公園のバナナと言えば、むかしよく遊んでいた公園に、いつごろからかバナナが植えてあった。桜がきれいな公園だった。公園が駐輪場に変わってからもバナナや桜は敷地の隅に残っていた。その駐輪場がまた緑地になると聞いて喜んだのだが、桜もバナナも伐られてなくなり、いまは空地のままになっている。
バナナが伐られたその日にちょうどそこを通った。花が転がっていた。現場の方に頼んで花をいただいて帰った。どうかしたら実らないかと思って水差しにしたりした覚えがある。バナナは根が残っていて、しだいに復活していたが、整地工事の際に完全になくなった。緑地ができるのはまだ先のことのようだ。
保存を望む声も上がっていたのではと思われる、ちょっと珍しい様式の住宅が取り壊された。以前からそこにいろいろな草が生えていて道から見ていた。敷地内の起伏を残して更地になった。ほどなくエノコログサが生えてきて、あっというまにねこじゃらしの段々畑になった。きょうは夕陽に照らされていた。
エノコログサももとからそこにいた草だった。
登録:
投稿 (Atom)