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ラベル シナダレスズメガヤ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
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2020年8月19日

道の記


数日前にはこのすぐ近くで蝉を拾ったその場所を、きょうはバスの車内から見る。1枚の葉っぱが歩道を風に吹かれていった。何か鳥のような影がやはり歩道を過ぎていった。この短い停車のあいだにここではそんなことが起きている。蝉がいたのもそんなできごとの1つだったのだ。


ランタナの交差点の花はハナカタバミだった。それからランタナも咲いていた。


田んぼだった駐車場の端の花壇はパンジーの仲間のような花が1種類いっぱい咲いていた。


見晴らしの丘から見る景色はいま思うと晩夏の景色だった。すぐ手前の道路脇からシナダレスズメガヤが1株、穂を掲げていた。丘の景色のなかにはシナダレスズメガヤは見えない。シナダレスズメガヤはどこから来たのだろう。どこから来たのであれ、他の仲間からどれだけ離れているのであれ、いまここで1株のいのちを生きている。そう思いながらその場を離れようとして振り返ると、そこより車道側にもう1株、大きなシナダレスズメガヤが立っていた。


ムクゲに添えた蝉は見当たらなかった。


あぶらぜみはそのままいたが、つまぐろひょうもんは何かに食べられたように翅が欠けていた。頭を下げて立ち去った。


山が見える道を通ることにして帰った。空だけは秋を告げ始めた。

2020年5月26日

道の記


ここも以前はいちょうが立ち並んでいたが、いまは路面になった。道の脇からシナダレスズメガヤが手を差し伸べるように穂を垂らしていた。


行きかけたお店への道をあきらめて別の道から戻る。公園で若い人たちがボール遊びをしている。公園の向かい側の駐車場の際で、ノゲシが夕日に照らされていた。


川の向こう側にユッカが咲いているのが見える。以前見た施設のユッカの花を思い出した。


さつきの花だけが見えた公園。草を見ればスズメノカタビラも穂を付けていて、よく見て歩くとコナスビも花を咲かせていた。


ノミノツヅリを見た建物の裏。ノミノツヅリはきのう見たときより色が褪せているように見えた。いろいろな草が生えていた場所は丈の高い草が切られて放置されていた。ハゼランやイヌムギが横になっていた。


線路脇は薬が撒かれたようだった。ナズナはナズナとわかるだけのかたちを残して枯れていた。