道ゆく先々での、木々草々花々などさまざまの出会いとその後を、一筆箋に綴るつもりで。
From the Wayside: about my acquaintances of trees, flowers, weeds and others (written in Japanese)
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2017年10月19日
道の記
すみれのプランターにカメラを構えて写真を撮っておられる方がおいでだった。プランターの中のキツネノマゴにヤマトシジミがとまっていた。
ヤマトシジミと思って近づいてみるとクロマダラソテツシジミだったということがこのごろ多くなった。
大きなキンモクセイの下を通っていて、ばらばらと音がした。雨かと思ったら、キンモクセイの花が降ってきた。枝先から細くて小さな青虫が糸で垂れていて、その糸に花がいくつか引っ掛かっていた。1匹の青虫が花をつかまえたみたいにして花とくっついていた。
その少し先では、ヒイラギモクセイの木からたくさんの花が垂れ下がっていた。飾り物のようだった。
2016年9月29日
道の記
まちなかの公園にキツネノマゴが咲いていた。しゃがんで見ていると鳩が来た。私の顔を覗き込むので、餌はないよと断った。少し残念そうだった。キツネノマゴの葉に落ちる雨音は、消え入るようにかすかな、白っぽい音だった。
別の公園では、メヒシバやタチスズメノヒエが茂る中に種類がわからないひざ丈ぐらいの草が数多く生えていた。花が雨で閉じている。その閉じた花の1つに、ヤマトシジミ(蝶)がとまっていた。よく見るとあちこちでその同じ種類の花に同じようにヤマトシジミがとまって、雨の中じっとしていた。
別の草にはバッタがしがみついていた。
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