道ゆく先々での、木々草々花々などさまざまの出会いとその後を、一筆箋に綴るつもりで。
From the Wayside: about my acquaintances of trees, flowers, weeds and others (written in Japanese)
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2019年8月31日
道の記
いつもの生活範囲や、1年に1度くらい来る範囲をさらに離れると、街の中の草がもう違う。見たことがない種類の草がふつうに生えている。この途中下車した駅前の植え込みも、むぐらの仲間のような知らない種類の草がぽつぽつ生えている。少し見ていたかったが、乗り継ぎの旅なので時間がわずか。心で手を振ってその場を離れる。
バスの休憩で降り立った場所も、知らない種類の草がいっぱいだった。そちらを見るのにいそがしくしてしまって、ブタナが咲いていたけれどさっと見るだけだった。
おおよそ6年ぶりの道。たしかこの道だったような…と、先を進むとどうも違う。振り返るとあざやかな花が敷地の角に見える。あ、あの角を入るのだったかもしれない。戻ってみるとたしかにそのようだった。
岩穴に立ち入れるようになっている。つっかけに履き替えて岩の上を歩くと、足元はトキワハゼの花だった。洞穴に入れるのは入れたが足がつるつるすべって怖い。ひっくり返らないようにおそるおそる脱した。大きなゆりの花が待っていた。
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