カリンではないかと思うのだが、最近までお家があったように見える空地の隅で、たくさんの実をつけていた。その下で、ムクゲの花がその木を守るようにかその木から守られるようにかして咲いていた。
小雨の中を歩いていたら、エノキグサがまとまって生えていた。ああこのあたりはエノキグサ天国だな、と思いながら歩いていたら、その先がキツネノマゴ天国、そしてイヌコウジュ天国だった。
イヌコウジュ天国は以前から知っていたのだが、一昨年だったか徹底的に刈り尽くされてそれからふた秋ほどまったく出ていなかった。今年も出ていないかなと思いながら通ったのだった。花を見ることができて喜んでいる。