道ゆく先々での、木々草々花々などさまざまの出会いとその後を、一筆箋に綴るつもりで。
From the Wayside: about my acquaintances of trees, flowers, weeds and others (written in Japanese)
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2016年7月27日
道の記
ある町のある通りの、私が出歩く時間帯だと開いていないお店の前に、たぶん放置されているのだと思う小さなプラスチックの植木鉢があり、そこに草が生えている。交通量が多く路側帯しかない道なので急いで横目に見るだけだが、なぜか覚えていて、その通りを歩くたびにちらっと見ている。
先日見たときはカタバミが生えていた。少し伸び上がっていたが、オッタチカタバミではなく在来のものではないかと(なんとなく)思う。
別の町の別の通りの、やはりなぜか私が通るときには開いていないお店の前に、大きなプランターが置いてある。ここもたぶん何か花を植えておられたのだと思うが、いまはオニタビラコが居着いていて、ときどき花を咲かせている。ここも通るたびに思い出して横目で見ていく。
先日も花を咲かせていた。あたりにほかの花は見当たらず、オニタビラコのその花がその通りをちいさく彩っていた。