道ゆく先々での、木々草々花々などさまざまの出会いとその後を、一筆箋に綴るつもりで。
From the Wayside: about my acquaintances of trees, flowers, weeds and others (written in Japanese)
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2020年1月23日
道の記
春が来たからこの道を行くのではない。そう思っていても春を探している。
沿線の椿は咲いていた。つぼみをたくさん用意していた。となりではヨモギが茂り、そのなかでヤブランがいくらか実を残していた。工事はすぐ隣で続いているが、この場所がどうなるのかはまだわからなかった。
公園があった場所に立った。いま立っている場所は公園内にあたるはずだと高架橋の位置を見ながら思う。工事途上の道の横に積まれた土のうの下から、ミズヒキが出ていた。つぼみがあった。
以前ナガミヒナゲシが出ていたわずかばかりの土手では、コセンダングサが花を付けていた。
振り返ってもういちど、公園だったあたりを見た。むかしはここになかった踏切の音が響いていた。
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