道ゆく先々での、木々草々花々などさまざまの出会いとその後を、一筆箋に綴るつもりで。
From the Wayside: about my acquaintances of trees, flowers, weeds and others (written in Japanese)
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2019年8月14日
道の記
スーパーマーケットの跡地は更地になり、一部だけが駐車場として使われている。歩道際のあたりには、ヒロハホウキギクらしき草、アキノノゲシらしき草、アキノエノコログサ、オオアレチノギク、なにかのセンダン草など、高い草が立ち並んでいる。そこだけ広い空に、木星とアークトゥルスがそれぞれぽつんと輝いていた。他の星はわからなかった。
たしか古いお家だったと思うが、もう思い出せない。そのことに茫然としながら、重機が止まっているほぼ更地になった後の敷地の横を通った。歩道のクロガネモチが1本、膝丈ほどの高さで伐られていた。赤いテープが巻いてあった。そっと触れた。切断面が街灯に白く照らされて、年輪までわからなかった。
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