道ゆく先々での、木々草々花々などさまざまの出会いとその後を、一筆箋に綴るつもりで。
From the Wayside: about my acquaintances of trees, flowers, weeds and others (written in Japanese)
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2018年11月14日
道の記
すみれのプランターの近くに出ていたキツネノマゴがおそらく草取りに遭っていなくなり、このあたりではキツネノマゴはもう見られないのかと気になって、信号待ちの間に探してみた。すみれのプランターから少し離れた別のプランターで、キツネノマゴが少し出ていた。花を終えた穂が立ち並んでいた。
クワクサもいた。葉が色褪せていた。おつかれさまと声を掛けた。その言葉でよかったのか今もわからないでいる。
道でなにかを拾っている様子の方をお見かけした。以前からスダジイの実が落ちている場所なので尋ねたらやはりそうだった。かんたんな調理方法を教えてくださった。もうすぐ100歳になりますよと、つやつやのお肌の笑顔でおっしゃった。
空は青かった。高い雲が形を崩しながら空に並んでいた。
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