ルリタテハが路面にとまっていたので写真に撮った。広い歩道も多少の人通りがあり、人が来るたびに逃げるけれど、戻ってくる。何度目かのときに戻ってこなかった。あたりを見回したら自分の肩にとまっていた。
その先の路面に泥が流れた跡があった。酸えた匂いがした。種類がわからない蝶の翅が落ちていた。
※ 蝶の翅を写真に撮って後で図鑑と照らし合わせたところ、ゴマダラチョウの右側の後翅のようだった。
空に夕焼け光線の赤い跡があった。見つけてすぐに見えなくなった。
道の脇にキツネノマゴの幼苗を見つけた。本葉が一対出ていた。花が咲くのはずいぶん先のことのようにいまは思える。