道ゆく先々での、木々草々花々などさまざまの出会いとその後を、一筆箋に綴るつもりで。
From the Wayside: about my acquaintances of trees, flowers, weeds and others (written in Japanese)
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2018年4月10日
道の記
東小河内の桜はほぼ満開だった。そのとなりで別の種類の桜のように見える白い花も咲いていた。ダムの水は根元から高さで数メートルはもうないように見えた。
ダム湖の別の場所で、水面から少しだけ出ている枝、おそらくこずえの部分だと思うが、そこに山桜の花が咲いているのが見えた。この数日で水位が急に上がったということはないはずで、水に浸かっていながら咲き始めたのだと思う。
その山桜の少し上のまだ水が来ていない所で山桜が咲いていた。
帰り際になかなか立ち去ることができなかった。いまは駐車場になっている旧工事現場入り口から振り返って桜を見た。手を挙げて振った。桜が大きく揺れた。きょう見ていてそこまで揺れた時間はなかった。私も大きく手を振った。また来ると伝えた。