道ゆく先々での、木々草々花々などさまざまの出会いとその後を、一筆箋に綴るつもりで。
From the Wayside: about my acquaintances of trees, flowers, weeds and others (written in Japanese)
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2017年6月17日
道の記(ストリートビュー)
以前に、旅の道で特に何ということのない1本の木が心に残ったという話を書いた覚えがある。ふと思い立って、ストリートビューで探してみた。場所がうろおぼえで少し右往左往したが、数年前の映像だったけれど、見つかった。
去年思い出しながら自分で描いてみた絵とそっくりの景色だった。木は自分の記憶よりもずいぶん大きくなっている感じだった。そこに20年ずっと立っていたのだと思うと、うれしいというかなんといったらいいのか胸が詰まる。
それで、ほかの思い出の場所をいくつかあたってみた。道は覚えているものだった。映像はうれしかったり悲しかったりだった。
豊頃のはるにれも見てみた。自転車をお借りした駅前のお店はなくなっているようだった。角を曲がって堤防の上を走って行くと、左手に休憩所、右手にはるにれが2本見えてきた。私が行ったときはその手前にもう1本あったのだった。その画面を見てこみ上げてきた。
生きているあいだにもう一度見に行きたいと思った。いろいろなことが難しいけれど、やっぱり行きたい。