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2016年9月22日

道の記


町内一斉清掃のシーズン。秋咲きの在来形状タンポポ(最近モウコタンポポと呼ばれている種類と思う)が自生している場所を訪ねたら、やはり刈られていた。ちぎれた花茎がいくつか散らばっていて、なかには花を開いているものもあった。草刈り機の刃にかからず残ったつぼみが、次の花を用意していた。

その場所では、いつかの春だったと思うがやはりタンポポの花の時期に、Love Earthと印刷されたごみ袋が山のように並んでいたことがあった。刈られた草がいっぱいに詰め込んであった。

草刈りはいまに始まったことではなく、これまでも同様の時期に同程度の頻度でなされてきていることだろう。タンポポもその草刈りペースのなかでこれまで生き続けてきていることと思う。なのでことさら心配はしていない。ただ、ラブアースのごみ袋を見たときは少しばかり思うところもあった。