道ゆく先々での、木々草々花々などさまざまの出会いとその後を、一筆箋に綴るつもりで。
From the Wayside: about my acquaintances of trees, flowers, weeds and others (written in Japanese)
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2016年7月8日
道の記
この聞こえる雨音は木の葉の音でもある、と思ったら、どの木の音なのか聞き分けられるのではないかと思えてきた。それで雨のなか少し立ってみた。たしかにそれぞれの木から聞こえる雨音はそれぞれに違って聞こえるが、そのなかで聞き分けることができそうに思えたのはカンナの葉音ぐらいだった。
でもときどき草木の雨音(葉音)を近くで聴いてみようと思う。
根だけになった木々にも、きのう書いたすみれにもこの雨が降りていると思う。
たぶんアキノノゲシだと思うのだが、道路のアスファルトと縁石との隙間から10cmほど伸びている草があり、先日の晴天続きのときに見たらしおれていた。以前にも同じ草(株)かどうかわからないが同じ位置で同じように伸びてしおれて枯れた草がいた。あの草にこの雨が間に合ったかどうか。