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現在、機器の問題でブログの更新がやや難しくなっています。最新の記事はツイッターのほうに投稿し、このブログには可能なときに後追いで掲載するようにします。1日の記事が多いときにはブログに一気に投稿する場合があります。2020年9月18日(2021年6月1日修正)

2020年9月27日

道の記

美術館へ行くのに公園の草地にできた近道を歩いていたら、小さなこどもさんが木の枝を持ってこちらを見てにこにこしている。足元を見ると、地面に線で絵が描いてある。ジャムおじさんとバタコさん。わあ、きれいに描けてるね、と話して通り過ぎたのだが、立ち止まって絵を見ていたらよかった。
 

美術館の帰りにその絵のところへ戻った。他にもいろんな絵が描いてあったのだった。ケーキ、たくさんの果物、そしてこどもさんらしき笑顔。こどもさんはもういなかった。

 
公園の林のところどころに人が座っていた。この場所のこういう景色をあまり見たことがない。明るい休日の午後。

 
近寄らないでと札が掛けられていた桜は伐られていた。切り株は乾いていて、伐られてから少し時間が経ったようだった。ひこばえが出ていないか見てみたが、切り株も根も茂る草たちに囲まれていて、ひこばえはわからなかった。

 
丘の陰の斜面でアキノノゲシが咲いていた。

 
ツルボはさらに少し咲き進んでいた。日がちらちら当たっていた。
 

大きな公園は人がたくさん。自分の居所がなかった。大きなケヤキの下のベンチが空いたので掛けた。カリンバをぽつぽつ鳴らした。日が傾いていた。
 

十月桜がちらほらと咲いていた。そのとなりでオカリナを吹いた。日が暮れた広場では、向こうのほうから、遊び続けている人たちの声がしていた。こどもたちが歌っている声がかすかに聞こえた。
 

2020 9/27 地面に描いた絵 サクラ アキノノゲシ ツルボ ケヤキ 十月桜

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