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現在、機器の問題でブログの更新がやや難しくなっています。最新の記事はツイッターのほうに投稿し、このブログには可能なときに後追いで掲載するようにします。1日の記事が多いときにはブログに一気に投稿する場合があります。2020年9月18日(2021年6月1日修正)

2019年10月9日

道の記


エノキグサがひさしぶりの街の道で迎えてくれた。


古いお家が建っていた場所が、ほぼ更地になっていた。敷地内はまだ取り壊し工事が続いているようで、外の煉瓦塀が残っていた。この煉瓦塀だけが残される可能性もあるのかもしれないが、ここに何か新しく建つなら大きなマンションだ。煉瓦塀は時の流れを従えてしずかに居残っていた。


閉店した飲食店の階段手前には、スゲの仲間らしき葉が少し出ていた。しばし見ていたが種類が分からず、歩き出すと、すぐ近くにヒメクグが小さく生えて穂をつけていた。


水際で白鳥が何か地面あたりをつついて食べていた。こどもたちが寄っている。白鳥はこどもたちからえさをもらっているようだが、近づきすぎると首をしゃっと突き出して攻撃していた。えさをくれるなら攻撃しなければいいのに、と思ったが、何か別の考え方なのだろう。さらにこどもたちがやってきた。


商店街の中の空き店舗が取り壊されていろいろな花が植えられたり草が生えたりしていた小さな緑の場所があったのだが、砂利が敷かれて駐車場みたいになっていた。敷地の向こうに、大通りのベンチに掛けて何か食べているようすの方々が見えていた。


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