川の、ふだん通る側とは違う側の岸を歩いた。こちらのほうが歩く人が少ないようだ。白花のユウゲショウを見つけた。川を向いて崖の擁壁にもたれている方がおられた。何か物思いをしておられる様子に見えた。前を通り過ぎるときに目が合った。こんにちは、と声を掛けると、こんにちは、と思いのほか笑顔で言葉を返してくださった。
日が傾いた商店街はお店もそれなりに開いていて、ふだんのこの日の暮らしの景色のようでもあった。角の小さなお店の前にチョークボードが出されていて、富士山から日が昇る絵と、令和の文字が描いてあった。
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