道ゆく先々での、木々草々花々などさまざまの出会いとその後を、一筆箋に綴るつもりで。
From the Wayside: about my acquaintances of trees, flowers, weeds and others (written in Japanese)
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2019年1月15日
道の記
草を見ながら歩道を歩いていて、ナズナのように見える枯れた草を見つけた。しゃがんで見てみるが、ナズナではない。なんだろうと考えながら見ていて、オッタチカタバミだと気が付いた。葉が茎の上のほうに寄っているので、ナズナが実をつけて枯れた跡のように見えたのだ。あまり人通りが多くない歩道の端で、生きた証を掲げるように立っていた。
以前は何か植えられていたのかもしれない植え込みにスミレの葉がびっしりと生えていた。壮観だった。その中にぽつんと、ナズナが花を咲かせていた。ホトケノザもところどころに混じっていた。
大きなクスノキだった。全体をカメラに収めるのは難しい。少し離れて、まず梢のほうだけを写した。私の真後ろに停めてあった自転車が心配になったのか、神社の境内で遊んでいたこどもさんが自転車に駆け寄ってきた。
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