道ゆく先々での、木々草々花々などさまざまの出会いとその後を、一筆箋に綴るつもりで。
From the Wayside: about my acquaintances of trees, flowers, weeds and others (written in Japanese)
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2017年12月6日
道の記
1年か2年か前にその道を通ったとき、排水溝の金網に石がはさまっているのを見つけた。通り過ぎたのだけれどなぜか気になって、そこに戻って石を取り出そうとしてみたが、しっかりはさまっていて取れなかった。その道をときどき通るたびにそこを見ている。きょう通ったら相変わらず石ははさまったままだった。
以前、道沿いで一眼レフを草むらの中に向けておられる方に出会った。ナンバンギセルが生えているとのことで、その場で教えていただいた。それから花の時期にそこを通ると自分で見ていた。今年は花の時期にそこを通ることがなく、思い出してそこを通って探してみたが、まったくわからなかった。12月に入ったがススキがあおあおとしていて穂が白く揺れていた。
月が、広い畑の上で明るく広がっていた。
大くすのき林の場所をもう1度通ったが夜になってしまって花はわからなかった。残されたくすのきの伐り株が影になって見えていた。このようになった頃には丘の上にアークトゥルスが輝いていたが、いまはヴェガが輝いていた。