道ゆく先々での、木々草々花々などさまざまの出会いとその後を、一筆箋に綴るつもりで。
From the Wayside: about my acquaintances of trees, flowers, weeds and others (written in Japanese)
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2017年5月23日
道の記(番外・飯田屋敷跡のイチョウ)
「復興見守るイチョウ 福岡市の覚兵衛屋敷跡に移植 | 2017/05/22 - 熊本日日新聞 http://dlvr.it/PCHLhM 」
(上の記事について)福岡市の屋敷跡に移植というか、記事本文にあるように江戸期にここのお屋敷に移植されてそれからずっとここにいるという意味。お屋敷がいつなくなったかは私はよく知らない。建物としてはビルしか記憶にない。その敷地の角に近いところにこのイチョウの木がいる。
つい先日もここを通った。以前は大きな木だった。ずいぶん小さくなってしまった…と思いながら通った。幹をなかほどで切断し、中の空洞と周囲とに自分の実から育った苗を植え込んで、もとの木を内外から挟んで包み込むという方法で保護をはかっている(と理解している)。
色変わりの頃、実の頃、さまざまの頃合いに木を見上げて通る人も多かった。もとの木の残っている部分は元気で、今年もしっかりと葉を広げている。