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2017年4月10日

道の記(五ヶ山・小川内)


五ヶ山・小川内に行ってきた。去年の4月9日に小川内の杉の斜面移動が行われてからちょうど1年。ちょうど1年だからというのもあるけれど、対岸の東小河内の桜を見たいと思っていて、1週間前に続いて出向いた。

先に小川内の杉のことを。このところは大きな変化がないような気がする。そのうち、以前の写真と見比べてみようと思っている。

東小河内の桜は咲いているように見えなかったが、双眼鏡ではちらほらと白い点が見えた。ただそれも咲いているのかつぼみがふくらんでいるのかわからない。いずれにしても、去年の9日に見た見事な花景色は少し先に思えた。それでも今週のうちには満開になるだろうか。

桜を見ようとして目に飛び込んできたのが、桜の下、試験湛水中のダム湖面から樹冠の上半分ほどが出て咲いている、こぶしの花だった。小川内の杉の元の場所の近く、川の中州にある木々のうちの1本で、たしかに去年も咲いているのを見た。

肉眼では何の花かよくわからず、双眼鏡もかんたんな物なので細かく見えない。双眼鏡では花弁がやや厚ぼったく見え、白木蓮みたいにも見えるけれど、川の中州だった場所なので白木蓮ではなくこぶしだろうと思う。

樹冠の下半分までダムの水に浸かりながら、こぶしはあざやかに咲いていた。隣り合う中州の木々もなかば沈みつつ常緑の緑を水面上に見せていた。近くに、細かな木切れとともに、白い花弁がぽつぽつとゆるやかに並んで浮かんでいるのが見えた。

その景色のことをそれ以上どう言ったらいいか私はわからない。

なぜこうしたことをツイッターに書くのかもわからなくなってきた。