道ゆく先々での、木々草々花々などさまざまの出会いとその後を、一筆箋に綴るつもりで。
From the Wayside: about my acquaintances of trees, flowers, weeds and others (written in Japanese)
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2017年3月13日
道の記
昨日立ち寄った公園のうち2つが再整備工事中だった。1つは池まわりの木々が数本だけ残されて撤去されていた。以前は半日陰だった水辺にさんさんと陽が降り注いでいた。大きなシナサワグルミの木も切り株になっていた。
公園沿いの歩道も、ツツジの植え込みが撤去され、桜の下は芝になった。街路樹のイチョウも撤去されつつあり、抜根して舗装し直している工事中の区間もあった。そこはもう街路樹を植えないように見えた。
もう1つの公園は大きな草地があったのだが、整地されていた。白い地面が広がっているのを見て愕然とした。そこには、私が日頃見ている範囲ではほかに見かけない種類の草がいて、まだきちんと同定していなかった。
その公園では、遊んでいたこどもたちに捕まって、草を一緒に見て回った記憶がある。そしてたしか手持ちの図鑑を貸して、こどもたちは草を見て自分で絵合わせして楽しんでいたのだった。
工事の様子から見て、そこも芝生になるのだろうと思う。
よかれと思ってやっている方々には申し訳ないけれども、ほんとうに涙が出た。
明日は、別の場所の木のことを書こうと思う。