2020年8月17日

道の記


夕方の空はとても澄んでいたような気がしていたが、夜空はそこまで透明に感じなかった。それでも、さそり座の姿を追い、かんむり座やへび座やへびつかい座の星々を見ることができた。

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夏を取り戻したいという気持ちがあったが、取り戻したのかどうかはわからない。それでも、こうして草を見て、星を見て、自分の夏らしく生きていたなら、あとからこの夏も夏だったと思えるかもしれない。

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