2019年3月28日

道の記


コブシの公園に誰もいなかったので入った。花はだいぶ散っていた。残っている花も色が褪せていた。木のそばで仰いで見ていると、はらはら、というか、ぽたぽたと、花びらが落ちてくる。1つだけ、咲いたばかりに見える花があった。もう1つ花びらが落ちてきたら帰ろう、と思った。すぐに落ちてきた。

立ち去り際に振り返った。コブシは白をいくらか残した緑の姿をしていた。これからがこのコブシの木の春なのだろう。


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