2016年12月18日

道の記


眼鏡を壊した。歩いていて足元の草の種類がぎりぎりわかるかどうか。タチスズメノヒエとかエノコログサなど伸び上がる草はわかる。地面に近いものでもタンポポなどはわかる。でも葉が小さい草はきびしい。


それでも、イヌノフグリが毎年出る場所で、ここにいそうだと思って顔を近付けたらイヌノフグリの本葉が出ていたので、なんとはなしに「見えて」いるのだろう。


川沿いに何か気になる草が見えて、近付いて見たら、ミゾソバだった。花が咲いていた。むかしある機会にこどもたちと一緒に摘み集めて、調理して食べたのを思い出した。


草を食べる話を書くのはちょっと用心したほうがよいのかもしれない。


けっきょく眼鏡は今日新調した。修理は時間もお金も掛かると言われ、やむなく。ひさしぶりに眼鏡なしで歩いて、草や木やいろいろのものものを生身の目で見る見方をあらためて思い起こすきっかけになった。