2016年12月22日

道の記


今年見たいちばんのイチョウ黄葉は1本の街路樹だった。ほかの木々が葉を落とし終わりつつあるなか、その木だけが全身を黄色にして青空に照っていた。学校帰りの中学生たちが、私が見上げているその木を一瞬見上げて行った。