2020年2月11日

道の記


きょうは人につられてではなく振り返りながら歩いた。傾いた日が明るくまぶしく照っている。雲がたなびく冬の空だけれど、この冬初めて青い冬空を見た気がした。


その夕日をまぶしそうに、目の上に手をかざして通る方とすれちがった。街路樹のやまぼうしが手のひらを空に差し上げるようにして、小さな丸い芽を空に並べていた。


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