2019年11月29日

道の記


山のすぐ上に、とても細い月と明るい星と少し明るい星が並んでいた。手前のくすのきたちをシルエットにして、まだほのかな赤が残る空を見ながら、この景色が見られたことをよろこんだ。


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大くすのきの林だった場所はマンション工事の途中で、今度は木材で構造が造られていた。この木材もどこかの木だったのだと思った。その上へ、夏の大三角が降りてきていた。




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