2019年9月23日

道の記


2つの敷地に分割された大くすのきの林。建物のほうの敷地はフェンスが撤去されて大きな建物があらわになった。ファサードに位置する隙間は少し草取りをした様子があった。ボタンクサギの幼木たちはそのままだった。

ボタンクサギの1株の小さな葉に、てんとうむしが留まっていた。別の葉は何かの虫に食われた跡があった。どんな小さな隙間にも、いのちの営みがあった。

山は暮れ色に変わっていた。


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