2019年6月23日

道の記


小さな入口のお店の前の小さな植木鉢に以前からイヌビワが育っていた。たぶん、自然と生えてきたものをそのまま育てていたのではと思う。そのお店がしばらく前に閉店した。イヌビワの鉢はそのままになっていたが、先日その前を通ったとき、イヌビワが枯れていた。まだ生きているかもと思って水を遣りたかったが、自分のものでも公共のものでもなく、まだだれかの持ち物かもしれず、何もせずにその場を去った。きょう通ったら、枯れた枝が切られて無くなっていた。鉢に水を遣った跡があった。

そのすぐ近くの、道端から生え出ているイヌビワに、先日だれかが水を掛けた跡があったのだった。


同じ道のその先の、花壇の脇から出ているイヌビワは、伐られていた。そのイヌビワは過去に何度も伐られた。また伸び出てくることだろう。


0 件のコメント:

コメントを投稿

いただいたコメントは、当方で読ませていただいてから公開するかどうかを判断します。ご了承ください。