2018年5月30日

道の記


中心街の大通りに面していた桜が撤去されて今年は花が見られなかった。建物も撤去されて広くがらんとしているその場所の端に、桜の枝が出ていた。大人の腰の高さくらいまで伸びて葉を茂らせていた。桜はもう1度ここで生き始めたいにちがいない。跡地では何かの掘削作業が行われているようすだった。