2018年2月26日

道の記


中心街の一角にぽつんと都市化から取り残されたように草だけが生えている小さな植え込みがある。そこを通るたびにちょっとのぞき込んで行く。きょうは、オランダミミナグサの葉がたくさん生えていた。ねこじゃらしの枯れた茎が1本、穂を立てていた。街はまだ雨に濡れていた。


セイヨウタンポポから現在スズメノカタビラへと場所の主が替わっている電柱下では、スズメノカタビラが穂をつけていた。


ああ、冬を越したんだ、と思った。