五ケ山ダムに沈みながら咲いている白い花の木、昨年の写真で見ると川の中州ではなく岸のように見える。岸は耕地だったようにも見え、植えられていた木かもしれない。であれば白木蓮かもしれない。ただ、花の時期を考えると、やはりこぶしだろうとは思う。
昨年の杉移動の日は、桜が満開で、こぶしの木は白と緑に見えていた。こぶしはまだ水没してしまってはいないだろうと思う。桜はそろそろ見頃を迎えるのではなかろうか。
五ケ山ダムの試験湛水と関係があるのかないのかわからないが、南畑ダムの水位が下がっている。対岸近くの水面に木の梢が見えていて、その位置が、水没した「垂乳根の大銀杏」のあった場所に近く、その大銀杏なのだろうかと考えている。
ただ、垂乳根の大銀杏は高さ37.5mと記録されている。対岸からの距離を考えるとそこまで高い木ではないように見え、よくわからない。もしこのあとさらに水位が下がるなら、いくらか見当がついてくるかもしれない。
その、いま現れ出ている木の梢も、空に向かって枝を伸ばしていたように見える。
※ のちに「垂乳根の大銀杏」はこの日見た木とは別の木だとわかる。https://michinohata.blogspot.jp/2017/06/blog-post_21.html