2016年11月13日

道の記


2年ぶりぐらいに通った道でシロバナタンポポが咲いていた。私がふだん見ているあたりではあまり見ない、角状突起がめだたないやさしい感じのシロバナタンポポだった。ホトケノザはのびのび咲いていた。


去年見たときに傾いて倒れかけていた木は、立て直されて支えがしてあった。去年はそこでひとりでたっぷりとオカリナを吹いたのだった。今年はひとくちだけ吹いた。がさっという音がして、鳥の声がして色付いた木の葉が落ちてきた。