2019年11月6日

道の記


遠くの山にだけ陽が当たっていた。遠くを目指せ、ということなのかと思った。


交差点の鶏頭は、新しく植えられたらしいビオラの花々に囲まれていた。


道端のカンナは丈は小さくなったが元気なようだった。


田んぼはコスモス畑になっていた。まだつぼみが多い。畦にはたくさんのヨメナが咲いていた。歩道脇に逸出したコスモスは出てきていなかった。


いつも通るときに山を眺める橋。山は今度は陽を浴びつつあった。谷と尾根の陰影。美しかった。橋を渡ると、川の土手の道を向こうから自転車の人がやってくるところだった。かごに犬がいるのが見えた。


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