2019年8月21日

道の記


線路脇はもう草も生えていなかった。まわりには、薬を撒かれた様子で枯れた草が残っていた。


電柱ランタナは出ていた葉がなくなっていた。


電柱ねこじゃらしの近くに出ていたねこじゃらしもなくなっていた。


以前、ナガミヒナゲシやノミノツヅリが出ていた信号の脇には、背の高いヒロハホウキギクがいた。ヒロハホウキギクは今年はあちこちでよく見かける。そのヒロハホウキギクたちが、いまそこにいない何か誰かのかわりを務めているような気がなんとなくした。


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