オオキンケイギクのような草が交差点の隅に1株出ていたのを知っていたが、たしか昨年に無くなった。抜かれたのではないかと思う。思い出してそちらの道を行ってみた。オオキンケイギクは出ていず、その位置にコメツブツメクサが小さく陣取って花を咲かせていた。
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春の小径を通った。ホトケノザなどが出ていた場所は苗代になっていた。水が少し入れられ、まだ細かな稲が密にかたまって立っていた。トキワハゼの花が水に浸かっているのが見えた。
その少し先では、梅の木がたくさんの実を落としていた。通り過ぎたときに、梅のあまい香りがさっとした。
この小径を知ってまだ1年にならない。いまの季節のこの小径の姿を知って、またすこし、この小径に近しくなれた気がする。
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