2019年5月24日

道の記


ビル前の保護されている大銀杏は今年も若葉を出していた。いずれ融合するようにと内部空洞や周りに接するように若木が植栽されていて、その木々に囲まれ、古い幹から小枝を伸ばして、そこに葉を茂らせていた。道を急いでいたのでそれだけを見届けて去って行こうとしたら、何か白いものが見えた気がした。振り返って木のそばに戻ると、隣のヤマボウシの木が少しだけ花を残していたのだった。


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