2019年2月28日

道の記


これだけ低いところに夕日が沈むのを見る機会があまりない。とどまるか少し迷ったけれど、とどまった。夕日は遠くのお家の低い屋根にすっと沈んだ。池の水鳥が小さく鳴いていたのが静まった。私が水辺に来る前にそこに立っておられた方が、私が離れた後に戻ってきて、ベンチに掛けて日の沈んだほうを眺めておられた。


0 件のコメント:

コメントを投稿

いただいたコメントは、当方で読ませていただいてから公開するかどうかを判断します。ご了承ください。