2018年12月12日

道の記


小さな公園に立ち寄った。大きなくすのきや大きな桜が大事にされている。くすのきは黒い実がだいぶ鳥に食べられて、冬芽とは言わないのかもしれないが新芽が見えていた。桜は幹から出ている小枝にいくらか葉が残っていた。その葉が風に震えて、手を振っているように見えた。くすのきも桜も、きょう来た冬を全身で受け止めているようだった。

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