2018年10月24日

道の記


すっかり日が暮れた。東の空に大きな月が昇っていた。大きな道から小さな道へ入り、たしかこの角の右はお家の大きな木が道へ迫り出している場所だと思いながらその角に差し掛かった。右を見ると、大きな月が大きな木を影にしていた。そこだけ別の時代の景色のようだった。


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