2018年9月27日

道の記


列車に乗っていて、雨の中、畑が広がる中の1本道を傘をさして向こうからどなたか歩いているのが見えた。むかしの水墨画かなにかでそのような景色を見た気がした。ほどなく、立ち並ぶキバナコスモスが車窓に現れ、そのそばで1羽のカラスが休んでいるみたいにして地面にいるのが見えた。

着いた駅では雨は大降りだった。古くからのまちを歩くと、家々の前にたくさんの鉢植えが並んでいた。鉢から出ているのではないハゼランも大きく育っていた。雨のためか、少し傾げていた。