電柱下のイヌムギは引き抜かれていたのだけれど、その1mほど横に小さなイヌムギがいた。丈20cmほどだったか。小さいながら穂を付けていた。
その電柱近くのホトケノザは、1度むしられたのだが茎が1本だけ残っていた。その茎もこのごろは枯れ色になってきたのだけれど、こんど新しい葉が出てきた。
見ている路傍のナガミヒナゲシ、冬場からロゼットを小さく広げていたけれども春になっても生長しない。あまり根を伸ばせないのだろう。この様子だとこのさき大きくならずに短い柄の小さな花を付けるだけになるのではないかと思う。
芝が植え込まれている細い隙間に、スズメノカタビラが芝の仲間みたいな顔つきをして1株生えていた。
そういえば電柱下のスズメノカタビラは少し疲れた様子だった。いまごろは雨で一息ついているのではないかと思う。