2018年4月10日

道の記


大くすのき林の丘はさらに切り開かれていた。手前の大くすのきの伐り株はこちら側の根がむき出しになり、ところどころ削れていた。その伐り株から若葉の枝が勢いよく伸び上がっていた。奥の伐り株には芽は見えず、いつかのときのように、なにかの建造物のように立っていた。