2018年1月21日

道の記


ひさしぶりにまったく知らない道を歩いた。思いのほか細道で、地図ではわからなかった坂や林があって、ほんとうはどこへ行くのか不安になりながら、新鮮な景色のなかを歩いた。

山の上に幻日が出ていた。西へ向かった飛行機雲が何本も残っていた。あと少しで幻日も太陽も沈みそうだった。